【なろうレビュー】世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)

なろうレビュー、酷評ばかりしてしまうから書きたくないのだが、久々に面白い作品を読んだのでレビューする。 とはいえ、有名な作品なので初耳じゃない人も多いかもしれない。

あらすじ

唐突に念力に目覚めた主人公、佐護。 中二心満載な佐護はきたるべき時に備え、超能力の訓練に励む。 しかし時間がたてども一向に何もおこらない。現実は非常である。 しゃらくせえ! だったら俺が起こしてやる! そうして佐護は秘密結社を結成し、世界の闇を演出する…。

どういう人向けか

いわゆるなろう小説に飽きた人 ある程度普通の大人観点での小説がいい人 俺TUEEEE要素をメタった話なので、そういうのは求めるべからず

評価

個人的には結構MAX評価である。 なろう小説で比較すると、 「無職転生」「この世界がゲームだと俺だけが知っている」が一位二位で、 その次にこの作品がくるくらいだ。 Reゼロとかも好きだけど、とにかくこの作品はテンポがいい。 お話でモヤモヤすることもなかなか少ないし(なにせ、ストーリーテラー側なのだから笑) 主人公の立ち位置もなかなかに悪くない。

逆にキャラ萌えみたいなものは薄い。 良くも悪くも通が好きな、ストーリーで見せるタイプの小説だ。 一応キャラが立ってないわけじゃないが、 数多の作品を見渡すとずば抜けて個性的というわけでもない。 むしろこれが現実というテーマに沿っているというふうにも捉えられるが、 アニメ化なんかしても人気が出るタイプの作品じゃない気はする。

総評

お暇があったら読んでみて。 異世界転生テンプレよりは面白いよ